SP盤レコードで辿る宝塚歌劇

• 録音日：

• 発売日：

• 脚本：西本朝春
• 演出：西本朝春
• 音楽：西本朝春

• 出演：高峰妙子
  吉野雪子
  

備考：白熊印のナショナルレコード(レコード番号A303)でのリリースが確認されている。赤ラクダにもマトリクス番号がナショナルレコードのものとおなじA303の盤も存在する。 赤ラクダレーベルの裏面は端唄「黒髪」である。端唄の「黒髪」を芸者で人気歌手であった久の家登美子が三味線ではなくピアノ伴奏で歌っている。 なぜ、宝塚少女歌劇のベニスの夕とカップリングされているか非常に不思議であるが、久の家登美子はオリジナルのナショナルレコード （大阪蓄音機）の花形スターであったので、ナショナルレコードで売れそうなその組み合わせで出されたものであろう。黄黒レーベルは”新吹込"と書いてあるが裏面が"新吹込"の「鞍馬天狗」 と言う意味だろうか。宝塚少女歌劇としては初めての西洋の題材を扱った歌劇です。